英語には日本語より厳密な時の規定があります。以前も述べたように、日本語には未来時制がありません。毎年ハワイに行きます、来年もハワイに行きますと言う具合に、行きます、行きますと同じ表現です。英語ではたとえ今日の午後であっても、未来は未来の扱いをします。では改めて、現在形ってどんな時に使うのと訊かれたら何と答えましょう。今やっていることでしょうか? 現在形とは、いつもやっていること、例えば朝は8時に起きるとか、月曜日から金曜日まで学校に行くといった日常的なこと、あるいは住んでいる、好きである、持っているといった状態的な動作を表す時に使います。そして習慣的なこと、年に一度京都に行くとか、数百年に一度その惑星が接近するとかでも構いませんが、習慣的なこと、反復的な出来事を表します。そしてまた、絶対的な真理、地球は丸いとか、水は100度で蒸発するといったことは、たとえ過去の文章の中で使われたとしても現在形のまま使います。今、やっている動作は be 動詞 + ing, 現在進行形で表現しますよね。「いま私たちとっても楽しくやってます」We are having a very good time.です。
I've been to Okinawa by boat. (行ったことがあるは have been to を使います)
I hear he has never been abroad.
I have never seen his parents.
Have you ever had Spanish wine? It is good and the price is reasonable.
I've never seen her get angry.
Have you ever tried Japanese sake?
No, never.
I've never eaten such a delicious peach.