前回お話ししたように、headache とか stomachache など、体の部分に ache を付けて痛みを表します。ache とは、長く続く鈍い痛み、疼きのことで、 backache (腰痛)、earache (耳の痛み)などもありますよ。それにたいして鋭い痛みは pain です。 pain は肉体的な痛みばかりでなく、心の痛みや苦しみにも用いられますし、時には骨折り、苦労を表すこともあります。ache はまた動詞としても使えます。

胃がめちゃくちゃ痛いんです。　I have a really bad stomachache.
背中に鈍い痛みがあります。　I have a dull ache in my back.
重労働で腰痛が悪化しました。　　The hard work worsened my lower backache.
困ったことにいつも膝が痛いの。　The trouble is that I have a constant ache in my knees.
長いこと歩いて足が痛いです。　My feet ache from walking so long.
筋肉痛ですか？　　Do you have aching muscles?

ache の他に hurt も痛いと言う時使えます。例えば、My head hurts. と言えば頭痛ばかりでなく外傷で痛い場合にも使えます。hurt は傷つけるという他動詞と体の部分が痛むという自動詞としての働きがあります。

突然右目に鋭い痛みを感じました。　I suddenly felt a sharp pain in my right eye. (ひどい痛みには、accute や severe と言った形容詞も使えます。）痛みはないです。　I feel no pain.
あちこち痛いんです。　I have aches and pains.
どこが痛いの？　　Where’s the pain?
痛いの、痛いの飛んで行け！　　Out, out with the pain!
彼はとても苦労して自分の家を建てました。　He built his own house with great pains.

painful という形容詞も使ってみましょうか。
その切り傷、痛そう！ The cut looks painful!
彼女は離婚について話すことがまだつらいようです。　It seems still painful for her to talk about the divorce.

ついでながら鎮痛剤は pain reliever といいます。


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