合同会社Dear Mother
2015年東京都立川市で子育て団体「子育てリンクコミュニティー Dear Mother 」を設立。
子育て中の母親たちで企画運営した定期開催の親子イベントには毎月40~50組の親子が集い、地元産院・企業・商店とコラボレーションしたママフェスには500人以上が来場。
自分たちの「母親目線」をつよみに、地域と子育てをつなぐことに注力し活動をしてきた。
お問い合わせはinfo@dearmother.netから☆
たちかわ散歩
現役パパママと作った産後ママたちに贈る絵本
以前にまいぷれ立川と協定を結んでいた「Dear Mother」というママたちによるコミュニティを覚えていますか。
ママたちによる、ママたちに向けた様々なイベントやワークショップを立川市内で開催してきました。
そんなDear Motherがこの度、形を変えて「合同会社Dear Mother」として始動!
まずは産後ママたちに向けた絵本を刊行します。
そこで今回は代表の水城さんに、今までの経緯や想いを伺ってきました!
Dear Mother代表 水城優子さん
これからママになる方、もうママになった方、全ての女性に贈る“表彰状”として絵本の刊行をする水城さん。
絵本のタイトルは『あなたを ここに 表彰します』。
“孤育て”や“ワンオペ”という言葉が生まれる現代で、自分を後回しにして子育てに励むママ、自分はダメな母親だと自分を責めるママ、そんなママたちに届けたい。
「子育て、楽しいばかりじゃないよね」「あなたは充分にがんばっている」「1人でがんばりつづけないで」という想い・・・「子育てに悩むママの心が少しでも軽くなるように」そんな願いと子育ての喜びや幸せを詰め込んで1冊の本をつくりました。
育児本と呼ばれるものがたくさん溢れている昨今、それを読むことでもし失敗してしまったときに自分を追い込んでしまうキッカケになってしまうこともあるかも知れない。社会からのママたちに向けられている目は、まだまだ“良妻賢母”という部分も多分にあります。そんな中、情報に溺れ、プレッシャーを感じてしまうことだってあるかもしれない。そこでママに徹底的に寄り添ったママ目線の絵本を作りたいと決心したそうです。
困ってからではなく困る前に事前にママたちに手を差し伸べたい、子育ては十人十色、正解なんてない。
頑張るママたちに寄り添いたいという強い想いで、現役のパパやママたちの声を集めながら、みんなでこの1冊の絵本を作り上げています。
「子育ても仕事も生き方も自分らしく」これは水城さんが今回の取材で最初に発した言葉です。
まさに水城さんご自身が身をもってそれを実践しようとしています。
その中で絵本の刊行は序章にすぎません。
産院と連携し産後ママへ絵本を届けることに加え、今後は産前・産後シェアクラスやオンラインコミュニティの立ち上げを検討しています。地域でつながるキッカケ作りと共にここにママたちの雇用を生み出す、ということを考えているそうです。
子どもが居ても自分らしく働ける場所として、このコミュニティを成長させて仕組みを作っていけるよう準備をされています。
5月14日からはクラウドファンディングをスタート。
リターン品は絵本の他に立川市内のお店の商品もあり、バラエティー豊富です。
クラウドファンディングの使い道は絵本の自費出版費用等になります。
ママたちの笑顔のために、子どもたちの笑顔のために応援してみませんか?
尚、刊行される絵本は産院からの配布を中心とし、秋頃からはネット販売を行う予定です。
まだまだ日本における「母親像」というのはママたちが息苦しくなってしまう部分も多く残っているのが事実。
そんな中、水城さんは、世間で知られる理想の母親像の呪縛から少しでも解き放たれて欲しい、そんな気持ちで会社を立ち上げ、絵本を作ることを決意されたのかもしれません。
私自身、母親として水城さんの絵本を読んだときもう母親になって8年も経つのに、涙が止まりませんでした。
ママたちは“子ども”という一つの命を全力で守り抜くためにみんな頑張っています。
でもひとりで頑張らなくていいんです。
この水城さんの絵本を読むと、スッと肩の力が抜ける気がしました。
今後は産院を通じて、産後のママへの絵本配布が主になってくるそうですが、今回のクラウドファンディングではリターン品に絵本も含まれるものがあります。
是非この水城さんの活動が日本全国へ広がりますように。
まいぷれ立川も陰ながら応援しています!
2015年東京都立川市で子育て団体「子育てリンクコミュニティー Dear Mother 」を設立。
子育て中の母親たちで企画運営した定期開催の親子イベントには毎月40~50組の親子が集い、地元産院・企業・商店とコラボレーションしたママフェスには500人以上が来場。
自分たちの「母親目線」をつよみに、地域と子育てをつなぐことに注力し活動をしてきた。
お問い合わせはinfo@dearmother.netから☆
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。