ユニットバスに搭載されている浴槽の素材や形状は各メーカーによって異なり、それぞれに特徴があります。今回はそれぞれの浴槽がどのような素材から成型されているのかご紹介します。

①ホーロー浴槽。タカラと言ったらホーローですが、金属面にガラス質を何度も焼き付けた強く、美しい鋳物です。傷がつきにくく滑らかなさわり心地がいつまでも続きます。鋳物の外側に断熱材を吹き付けてありますので、保温効果は抜群です。

②人工大理石浴槽。クリナップのアクリストンクオーツ浴槽。アクリル樹脂。滑らかさと変色、変質に強く、衝撃にも強い浴槽です。

③人造大理石浴槽。トクラス・スターク。トクラス独自の単一素材のバスタブ材。自社成型。。表面が滑らかで汚れが落ちやすい。経年劣化が少なくずっと美しいままでいられます。他のメーカーにはない色合いで柔らかい光が感じられるバスタブ材です。

④FRP浴槽。TOTOやほとんどのメーカーで採用。繊維強化プラスチック。エポキシ樹脂、フェノール樹脂にガラス繊維や炭素繊維を混ぜたもの。車にも使わている程の衝撃に強い素材。表面に目には見えない凹凸があり汚れが付きやすい。

⑤人工大理石浴槽。TOTO独自の３層のアクリルウレタン樹脂に撥水、発油クリア層を設けて汚れを簡単除去。


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