市立幼稚園・認定こども園の入園募集停止についての基本的な考え方
本市では近年、保育需要の高まりなどから、市立幼稚園・認定こども園については園児数の減少傾向が続いており、望ましい集団規模を維持できない園が複数発生している状況となっています。
こうした状況から、効果的かつ効率的な保育・教育環境の創出に向け、園児数が減少し一定の集団規模の確保が難しい場合に備えて、市立幼稚園・認定こども園の入園募集停止を検討する客観的基準などの基本的な考え方を策定しました。
市立幼稚園・認定こども園の入園募集停止についての基本的な考え方の概要
以下の基準のいずれかに該当した市立幼稚園・認定こども園については、3歳児クラスの入園募集停止の検討対象とします。
- 3歳児クラスの入園児数が、2年連続で5人以下
- 一園あたりの総園児数が、2年連続で20人未満
基準1「3歳児クラスの入園児数が、2年連続で5人以下」設定の考え方
1学級に園児が6人いることで、学級内に3人のグループを2つ形成することができます。
3人グループが形成されることで、グループ内で複数の人間関係が構築されることや、遊びや学習においてより幅の広い活動が創出されることが期待されます。
また、遊びの中での競争相手、意見交換や気づきなどの多様性の観点から、学級内にはグループが少なくとも2つ存在することが望ましいと考えています。
グループ内、グループ間で複数の関係性が構築されることは、集団生活の中で多様な意見に触れることにつながるとともに、人間関係の固定化を防ぎ、教育・保育の質の向上や多様な居場所の確保に欠かせないものであることなどから、クラスには最低限6人の園児が必要と見込み、それを下回る「5人以下」を基準としました。
基準2「一園あたりの総園児数が、2年連続で20人未満」設定の考え方
この基準については、「(1)教育効果」と「(2)小学校との接続」の2点から設定しました。
(1) 教育効果
『浦安市未就学児保育・教育施設の適正配置等に関する調査報告書』においては、1学級あたり20人程度が望ましい学級規模であるとしているところです。
園児数がこの水準を下回る場合、対応策として、混合保育の実施など学年を超えた活動を増やすことで望ましい集団規模を確保することが考えられます。
しかし、3~5歳児クラスを合算しても20人の規模が維持できない場合、集団生活を通じた教育効果が十分に発揮されない恐れが生じるものと考えています。
このことから、一園あたりの園児総数が20人を下回った場合も、入園募集停止の検討対象とすることとしました。
(2) 小学校との接続
小学校では現在、1学級あたりの上限人数が35人とされています。そのため、1学年に36人の児童がいた場合は2学級に編成されることとなり、1学級あたりの人数は18人となります。
この18人という単位が最も少人数の学級であると想定すると、園小連携の観点から、幼稚園・認定こども園においても、少なくとも同程度の人数で集団生活を経験させることが望ましいと考えています。
このことからも、一園あたりの総園児数が20人未満という基準を設けています。
なお、いずれの基準についても、例外的に入園児数が少ない年度などが発生する可能性も考えられることから、基準への該当が「2年連続」という条件を設けています。
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- 市立幼稚園・認定こども園の入園募集停止についての基本的な考え方 (PDF 203.9KB)

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