たましん美術館
店名 | 相田みつを展~未来へのまなざし~ |
住所 | 東京都立川市緑町3-4 多摩信用金庫本店1F |
電話 | 042-526-7788 |
開館時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始、展示替期間 |
街のニュース
多摩信用金庫 創立90周年記念事業 相田みつを展~未来へのまなざし~
GREEN SPRINGSの入り口にある多摩信用金庫本店内にあるたましん美術館。今年の5月で丸3年を迎えるこの美術館で、初めて他美術館から作品の借り入れを行った展覧会が開催されています。
詩人、そして書家である相田みつを氏の作品約50点を見ることが出来る「相田みつを展~未来へのまなざし~」です。
今回は開催に先立って行われた内覧会に伺い、相田みつを氏のご長男で東京銀座にある「相田みつを美術館」の館長である相田一人氏による、講演とギャラリートークに参加してきました。
相田一人氏によるギャラリートークの様子
息子の一人さんが父みつを氏の作品を1つ選ぶなら?という質問に選んだのが今回のメインビジュアルにもなっている《しあわせはいつも》。
『しあわせは いつも じぶんの こころが きめる』
これは父しか書けなかったと思う。「いつも」が入ることでのリズム感の違いが見られ、文字のバランスも考えられている、と語りました。
独特な文字の雰囲気が特徴の相田みつを氏の作品。
10代後半から書の道に進んだ相田氏は、実は20代の頃、書道展の全国コンクールで1位を取るほどの実力を持った書家だそうです。基礎がしっかりとあり、その後30代で「自分の言葉、自分の書」という意識からあの文字で想いを伝えるようになったそう。
相田氏の作品は崩された文字の雰囲気がありながらも読めない字はありません。そして平仮名が多く使われ、柔らかな口調で書かれています。誰でも読むことができ、子どもへも伝えることが出来るのが彼の作品です。
今回の展覧会は、一人の人間として、親として、様々な視点で読むことで心に響く作品ばかりが飾られていました。
子どもにもぜひ読んで欲しい、相田氏の文字の雰囲気だからこそ子どもにも伝わるものがあるように感じました。
6月25日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみては。
店名 | 相田みつを展~未来へのまなざし~ |
住所 | 東京都立川市緑町3-4 多摩信用金庫本店1F |
電話 | 042-526-7788 |
開館時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始、展示替期間 |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。