しばらく投稿するのに、間が開いてしまいました。もし定期的に見てくださっている方があれば、お待たせいたしましたね。今日は文法的には知覚動詞と呼ばれる see, hear, feel などの使い方を取り上げてみたいと思います。
ふつう、英文では一つの文章に一つの動詞です。並列的に and でつなぐ以外は to do か ing が続きますよね。知覚動詞はちょっと変則的です。動詞+目的語+動詞の原形なんていう使い方をしてしまいます。まあ、文法的な説明は面白くありませんが、理屈を言えば、
後ろの動詞は原型不定詞と呼ばれる to の無い不定詞なんです。例文をご覧ください。
鳥の鳴き声が聞こえました。 I heard a bird sing. (鳥が鳴くのが聞こえた)
父がカラオケで歌うのを一度も聞いたことがないんです。 I've never heard my father sing to ’karaoke’.
彼が銀行に入るの目撃しました。 I saw him enter the bank.
彼女は息子がスーパーでおもちゃを万引きするのを見ました。 She saw her son shoplift a toy at the supermarket.
次に、以下の文章の違いをご説明させてください。
(a) I saw him swim across the river.
(b) I saw him swimming across the river.
(a) では swim が、(b) では swimming という ~ing が使われています。共に川を泳いで渡るのですが、(a) では、彼は川を泳いで向こう岸まで渡ったことを意味しています。 swimming のほうは、彼が川を泳いで渡っている最中を見たのであって泳ぎ切ったかどうかはわかりません。つまり、he was swimming という状態だったということです。
同じように、
I heard a wolf roar. なら、オオカミが一声吠えたのが聞こえたということですし、I heard a dog barking all night. なら、犬が一晩中吠えていたのを聞いたということになります。
ついに春の訪れを感じました。 I felt spring arrive at last.
春が近づいいている感じがしました。 I felt spring coming.
何かが背中を這っているのを感じるの。 I feel something creeping on my back.
もう一つ、付け加えなければなりません。それは~が...されるのを見たり聞いたりするにはどうするのということです。その時は過去分詞を使います。
名前が呼ばれるのが聞こえました。 I heard my name called. (= I heard someone call my name.)
私は、そのボクサーがノックダウンされるのを見てショックでした。 I was shocked to see the boxer knocked down.
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さとう英語教室
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