どなたも助動詞の知識は持っていらっしゃると思いますが、知っていると、使えるとの間には広くて深い溝（？）があるかもしれません。サムライが常に刀の手入れを怠らないように、助動詞もすぐに役立つよう備えていることが大切だと思います。英会話は状況に応じて覚えておくと良いとは、よく言われることですので、ここらでちょっと会話にとって必須アイテムの助動詞について振り返ってみましょう。

例えば窓を開ける open the window にしても、窓を開けましょうか、窓を開けていいですか、窓を開けてくれますか、窓を開けた方がいいですか、窓を開けなくちゃいけません etc. これらは助動詞によって決まります。　今回は状況から入って、こういう時はこう言うというアプローチをしてみたいと思います。

何か物が欲しい時は Can I get ~? あるいは Can I have ~? でいきましょう：
(飛行機の中などで)日本語の雑誌もらえますか？　Can I get a Japanese magazine?
(お店で)チーズバーガー２個とコーラ二つもらえますか？　Can I get two cheese burgers and two cokes? (飲み物を注文するときは複数を使います)
日本茶いただけますか？　Can I have Japanese tea?
薬飲みたいんで水もらえますか？　I want to take medicine. Can I get a glass of water? (or Will you bring me some water? と主語を you に変えて頼むこともできます)

～してもいいかどうか許可をもらう時は Can I ~? あるいは May I ~? を使いましょう。
ここ座れます？　Can I sit here?
ここ座ってもいいですか？　May I sit here?
can と may の意味合いの違いはお分かりになりますでしょ？ may の方が正式に許可を求めているのに対して can の方が気楽な聞き方になります。例えばバスの中で窓を開けていいかと訊くときは当然 May I open the window? 、たばこを吸っていいかと言う時も May I smoke? です。その返事は Sure. とか Of course. とか軽く答えるのが普通です。 特に、Yes, you may. は大人の人に対しては使ってはいけません。まるで女王陛下が部下に許可を下されるようですから。 No の場合は Please don't do that. 位にしておいてください。

～した方がいいですよとアドヴァイスしたい時は should を使います。 should は学校英語では～するべきといった義務的な感じで教えられたように思いますが、なに、そんなにオカタイ表現ではないのです。 had better と習ったけど… とおっしゃる方もあるかもしれませんが、had better は押しつけがましい言い方ですのでお勧めできません。お母さんが子供に「あなた、勉強した方がいいんじゃないの」と言う時、これは勉強しなさいということですよね。
あなた、何かスポーツをやった方がいいわよ。 You should do some sports.
もっとお魚を食べた方がいいと思うの。 I think we should eat more fish.
太りたくなければ、日本酒じゃなくて焼酎にした方がいいわ。 If you want to stay slim, you should drink 'shouchu' instead of sake.
そんなにお酒飲まない方がいいのに。 You shouldn't drink so much.
そんなことしない方がいいですよ。 You shouldn't do such a thing.
私、彼に何と言ったらいいの？　What should I say to him?





























◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○ ◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○
さとう英語教室
♦住所：272-0823 市川市東菅野1-5-4
♦アクセス：JR本八幡駅より徒歩10分・京成本線京成八幡駅より徒歩7分
♦電話番号：047-321-0019
♦営業時間：9：00～21：00
◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○ ◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○